裁判のニュースです。
2021年、名古屋市にある入管の施設で、ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなりました。スリランカ人の女性です。家族は、「体の具合が悪くなっても、必要な治療をしなかった」と言って、裁判で訴えました。
国は、ウィシュマさんがうつっている5時間のビデオを出しました。残りの290時間のビデオは出しませんでした。国は「施設の安全を守るために見せることができない」と言っています。
家族は20日、「ビデオを全部見せてほしい」と言って、新しく裁判所に訴えました。「ビデオは家族のものです。国のものではありません」と話しています。
A:>最近名古屋市の入管施設のニュース聞いた?
B:>なんとなくは知ってる。スリランカから来たウィシュマさんのことだろ?
A:>そうだよ、彼女の家族が「体調が悪くなっても、入管が適切な治療をしなかった」と訴訟起こしたんだってね。
B:>それで国が5時間のビデオを出したんだよね。
A:>ちゃんと全て見せてほしいと。家族がまた裁判で訴えたみたいだよ。「ビデオは家族のものです。国のものではありません」ってさ。
B:>うーん、僕も全体を見せてもらった方が良いと思うよ。なんと言っても真実を公にするためには必要だからね。